流通管理品目を扱う製薬企業では、MRが担う業務範囲が年々広がっています。
不適正使用調査、納入増理由調査、施設登録支援、資材説明、情報更新依頼など、適正使用を支える活動は 多岐にわたります。
しかし近年、医師の働き方改革や訪問規制の影響により、MR が十分な活動時間を確保することが 難しくなっています。
その結果、「調査業務に時間がかかる」・「情報提供の質にばらつきが出る」・「管理業務が属人化する」 といった課題が生じています。
そこで注目されているのが、流通管理業務の役割分担です。
例えば、以下のような定型業務を専門組織へ集約することで、MR は本来注力すべき情報提供活動に 集中できます。
問い合わせ対応
医療従事者への連絡
資材発送
登録支援
データ集計
さらに、RPA やシステム活用で納入実績管理やデータ集計業務を自動化する動きも進んでいます。
流通管理業務は今後ますます複雑化すると予想されます。
そのなかで重要なのは、「誰がやるべき業務か」を見直すことです。
MR でなければできない業務と、仕組み化・外部化できる業務を整理することで、適正使用の品質を維持しながら業務効率化を実現できます。
これからの流通管理では、人材とデジタルを組み合わせたハイブリッド型運営モデルが、 競争力の鍵となるでしょう。
この記事の作者:ウェルネスの空 編集部